Our
Story
突然の病や事故でした。病院からもどってきて生活もお仕事も、再スタート。やり直しです。ところが「上手くデキナイ」ことが多くなる。
高次脳機能障害の発症。
例えば、約束を守らない。言葉が出ない。数を合わすことができない…など。
デキナイ自分を見ながらの
再スタートになります。
脳に障害を発症した
わたしたちに必要なのは
社会復帰できるというお話し
注意できないとか、覚えられないとか、
できないを並べないで
あなたが持っている魅力を
あなたは知っていますか?
デキルこと、得意なこと、あなたらしさ‥‥
社会復帰して
活躍する当事者たちの姿から
あなたはつかむでしょう
より早く、より豊かに
社会復帰できることを
脳外科医の丸山隆志先生が
高次脳機能障害からの復帰について語ります。
■高次脳機能障害とは■
脳は、われわれ人間が生きていくために必要なすべてがつまっています。
脳の病気やケガのあとに、もとどおりの働きに戻らない後遺症にもたくさんの症状があります。他人からみると普通のようにみえる、しかし本人にとっては元通りの活動に戻れていない状態が、高次脳機能障害といわれています‥‥‥
共に歩む方々からの体験談ご紹介
発症され、これから生活へ、仕事へ、復帰したいと望むみなさまへ、
辛いかも、苦しいかもしれません。でも、歩みを進めた方々は、いきています。
社会復帰で出会う『困っていること』
適切に診断されていない
ケースがある
退院時に「生活に戻っても大丈夫だ」と言われます。でも、立ち眩みがあって歩けない人。頭痛に悩まされる人。料理の手順が分からない人。銀行でお金が下せない。クレジットカードが使えない。買い物で同じものばかり買いそろえる。洋服が着られない。お皿のお料理が食べられない。掃除した場所や洗濯ものが分からない。生活が整わないことを繰り返す日々。あなたは自分の「デキル」を探しています。
家事や仕事で
「ダメ」の評価ばかり
仕事にもどった時のこと。パソコンが起動できない。書類の位置を忘れる。時間が守れない。筆記用具が消える。報告で何を話したらいいのか分からない。メモを書いても、メモが読めない。メモと違う内容を答えている。名前を間違える。仕事中に意識がなくなる。以前のわたしは会社にいない。会社に行く道が分からなくなる。電話に出た瞬間、何を話していいか分からなくなる。そんなわたしでも「働く」ことがデキルのだろうか?
理解されたい
理解したい
普通だった生活での作業が「なんでできないの?」自宅で言われる。会社や施設でも言われる「デキナイが分からない」と。わたしだって「なぜ?」できないのか分からない。「脳の障害だから」と医学博士にお話しいただいても、療法士などの方々に促されても「デキル」にならない。過去にデキタ自分がで怒り出す。「なぜ?」は、だれも理解できないし、わたしも理解できない。
では「どうすればいい?」
明日に向かって
デキルという笑顔をもちたい
直前まで当事者の誰もが健常者でした。病気や事故で、予告なしに、脳の障害に立ち向かっていくことになりました。
確かに高次脳機能障害が理解されないといわれます。また当事者も、自分で理解できず、ボーっとして暮らしてしまう。デキナイを繰り返す。
社会復帰された方々というのは、デキルことから始めるという。デキルことが重なり広がり、やがて障害を彩りに変えながら生きていく。
わたしたちも当事者です
あなたの「社会復帰の体験」を残す
1・2・3のステップ
あなたをサポートしていきます
1
まず、あなたを
探してもらえるように
記録を整えましょう
つらかったリハビリ、すばらしい体験、成長できたこと、できないこと……。あなたのお話を探している人がいます。あなたは探してもらえるように、年齢、性別、発症前の年齢や職業、発症原因から社会復帰までの出来事を年月日の順番に書き出します。
2
次に、経験をならべて
原稿をつくり
医療関係者に見てもらう
原稿をつくるのが難しい。
だれでも同じです。一人で抱え込まずに。当委員会の当事者と、まずはお話してみましょう。お話していくことで整理できます。話した言葉で記録して原稿にする。
いつでも、あなたの原稿づくりをお手伝いできます。
3
最後に、原稿を読み収録
お気に入りの場所で収録
仮想空間でアバターでもOK
私たちは、アマチュアです。脳に障害もあります。緊張していたら話せません。だから、画面上に文字を並べて読むだけで収録しています。さらに、お姿を出したくないなら仮想空間で変身。大好きなキャラで音声を変えて、チャレンジ収録も可能です。